厚生労働省から、「平成29年版労働経済の分析(労働経済白書)」が公表されました。
今回の分析のテーマは、「イノベーションの促進とワーク・ライフ・バランスの実現に向けた課題」です。
ポイントは次のとおりです。
少子高齢化による労働供給制約下にある我が国においては、イノベーションの促進とワーク・ライフ・バランスの実現の両立を図ることが経済の好循環のために不可欠である。
イノベーションの促進に向けて、設備投資の活性化、人材の有効活用に向けた教育訓練や女性が活躍できる環境の整備などの雇用管理の見直しが重要である。
ワーク・ライフ・バランスの実現に向けて、企業と労働者が一体となって実効性のある取組を進めていくことが重要である。